初夏を迎え、日差しが強くなってきましたね。

初夏を迎え、日差しが強くなってきましたね。この季節は、お肌の代謝も活発になります。花粉の時期が落ち着いたにもかかわらず、肌荒れのご相談が増えるのもこの時期です。アトピー性皮膚炎の方も、乾燥によるかゆみから、汗や湿気によるかゆみに変化することがあります。今回は、皆さまに起こりうる肌荒れについて、少しお話しさせていただきます。

肌荒れの原因は様々です。金属アレルギーによるアクセサリー、化粧品、植物、そして紫外線などが挙げられます。特に初夏は、汗や湿気、そしてうっかり日焼けなどが、肌トラブルを引き起こす要因となりますので、ご注意ください。
もし肌荒れが生じてしまったら、まず大切なのは掻かないことです。かゆみは、汗や肌荒れの原因となる物質、汚れの中の細菌によって悪化します。トラブルのある部分には、ピュアなオイルや以前ご紹介した「桃肌爽」などを優しく押さえるようにつけてから、シャワーなどで清潔に保ってください。入浴後はすぐに薄くオイルなどをつけ、ひどい場合は適切なお薬を使用しましょう。また、全身のバリア機能を高めるために、保湿剤を軽く使うことも大切です。そして、患部を擦ったり掻いたりしないように心がけてください。
肌荒れだけでなく、かゆみを伴う肌トラブルには、生活習慣も影響します。以下の点を見直してみましょう。
食生活: 味の濃いもの、辛いもの、油分の多いものは、かゆみを増悪させることがあります。
睡眠: 十分な睡眠をとり、ストレスを解消しましょう。
身体を冷やさない: 免疫力の低下につながります。
便通を整える: 便秘や下痢は、肌トラブル悪化の原因となることがあります。
スキンケア: 洗浄剤や保湿剤は、肌の状態に合ったものを選び、正しく使用しましょう。
皮膚薬: 医師や薬剤師の指示に従い、原因の解決とともに使用を減らしていきましょう。
これらは、肌荒れが起こった際にまず確認していただきたいポイントです。今回は、現代人に増えている肌荒れについて、アトピー性皮膚炎を例にお話ししました。油断しがちな初夏ですので、ぜひ参考にしていただければ幸いです。

 

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